服を大切にすることで、自分を大切にする

by DanYoshika

cicachanデザイナー兼ディレクターのだんよしかです。

 

cicachanは天然生地を用いたときめくデザインのお洋服で、自分らしく在り続ける女性に寄り添うブランドです。

天然生地は一般的には肌への負担が少なく、丈夫で長持ちする素材が多いです。でも洗濯した際の縮みが大きかったり、シワを伸ばすのが大変だったり、デメリットもあります。

なので少し敬遠されやすい生地も多いですが、麻100%などは避け、麻に綿を混ぜたり、ダブルガーゼでシワそのものも質感に見えるようにしたり、できるだけ扱いやすい生地を探すようにしています。

服を大事にするには、扱いやすさはとても重要だからです。

 

服を大事にする、とは

永く着ること、お手入れすること、特別な時だけ着ること。これら全て服を大事にすることだとは思いますが、最も重要なのは「その服を好きでいること」ではないかと思っています。

素材的に買い替えが必要なくても、次の年には飽きてしまうことってありませんか?でも劣化していないから着続ける。そんな服が私のタンスの中にもいっぱいあります。

日常ガシガシ着る用に購入したならともかく、すごくときめいて買ったのに、次の年には魅力を感じなくなるなんてもったいないですよね。お金や生地の無駄、という観点以上に、なんだか毎年新しいときめきを探すのも疲れます。

最初にときめいて、そしてその好きな気持ちがつづくお洋服を買うことが、自然にその服を大切にすることに繋がると思っています。

可愛くても扱いづらいのは、この「好きな気持ち」が減ってしまう要因になるので、お手入れがしやすい服は長く愛される条件です。

 

服選びはその日をどう生きるかを選ぶ瞬間

忙しくて適当に服を選ぶ時も、大事な日に悩んで選ぶ時も、全部同じく、決めるという行為をしている瞬間です。

それはただ単に動きやすい服か、可愛い服か、を選んでいるのではなく、その日一日をどういう気持ちで生きるか、を選んでいます。私は忙しい日にもあえて、ふんわりしたお洋服を着て、おおらかに構えられるよう服選びをしています。

その日の気分で選ぶ、というのは無意識に今日をこんな風に生きたい、と考えているあらわれなのではないでしょうか。

 

服は大切にしたら、お返しをくれる

やっぱり服と向き合うのは自分と向き合うということなんだなと最近感じています。

何かを大切に考えている瞬間って、すごく幸福な時間だと思うんです。しかも服は自分に密着して自分の一部としてその日を彩ってくれる。そんなお洋服を大事にするということは、その服を纏った自分をも大切にするということ。

自分がときめいたお洋服を長く好きでい続けることは、自分を長く好きでいることと繋がっています。

人の内面が外見に出ると言いますが、大切に想ってきたお洋服はきっといつもよりも少し自分をポジティブにしてくれる。好きだと思うほど、まとった時自分を輝かせてくれてお返しをくれるんです。

流行や派手さにとらわれない、長く愛せる服作りを通して、女の子がポジティブに生きれるお手伝いをして行けたらと思っています。